柏限定ユニホーム制作の裏側を主将のＤＦ犬飼智也が明かす「完売したら２回目のチャンスもやりたい」
８月に着用する限定ユニホームを手に取る柏・犬飼智也（カメラ・浅岡諒祐） 画像（1枚）

　Ｊ１柏は２６日、柏市内で次戦の清水戦（２８日・アイスタ）へ向けた非公開練習を行った。練習後には前日にクラブの公式サイトで発表された「２０２５リミテッドユニホーム」が報道陣に公開された。

今回のプロジェクトの発案者となった主将のＤＦ犬飼智也は「選手発信というのはサポーターにとっても意味のあることですし、実際に着る選手たちが関わって作るユニホームはより愛着が湧くのかなと思う。今回ちゃんと完売したら２回目のチャンスもやりたいなと思いますし、すごい良い経験になりました」と振り返った。

　クラブ側からの打診と犬飼の希望で、今回のプロジェクトが実現。５月から企画が始まった。２つのデザイン案から選手投票を経て今回のデザインに決まった。ユニホームの柄は１枚の生地から切り出し、それぞれ貼り付けたもので、１枚ずつ柄が異なる。今回採用されたデザインは太陽の爆発現象を表す「フレア」。「１人１人が太陽を背負う」という思いを込めて太陽のマークも候補にあったというが、「みんなで太陽を作るという意味を込めて作った。意味合い的にあっちの方がみんなに刺さった」と、全体で結束するという意味を持った今回の案に決定した。

　チームは首位の鹿島と勝ち点３差の２位。前回の京都戦（３△３）ではゴールの応酬の末引き分けたが、優勝争いへ向けて負けられない試合が続く。８月のホーム４試合で限定ユニホームを着用する予定で、「結果が大事。

着ているときに勝てないと印象が悪い。結果にこだわってやりたい」と、より一層気合を入れることを誓った。

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