新日本プロレスは26日、2021年東京五輪柔道男子100キロ級金メダルのウルフ・アロンが、棚橋弘至プロデュース大会「TANAHASHI JAM~至(いたる)」(29日、愛知・ドルフィンズアリーナ)に来場し、リング上であいさつすると発表した。日本の五輪金メダリストとして史上初のプロレス転向後、ファンにお披露目の場となる。

 ウルフは今月10日に柔道選手として現役引退を発表。23日に新日本プロレスへの入団を発表し、所属契約を結んだ。報道陣約100人が集まった会見では「『なぜプロレスを?』と聞かれたら、好きだから。自分の生きざまを表現するプロレスラーになっていきたい」と大学時代からのプロレス愛が転向の決め手となったと説明。プロレス界で最も注目度の高い来年1月4日の東京ドーム「1・4」でデビューすることも発表された。

 TANAHASHI JAM~至(いたる)はドルフィンズアリーナでの新日本プロレスラストマッチ。棚橋がプロレスリング・ノアの丸藤正道とタッグを結成し、ノアの清宮海斗、新日本の大岩陵平と対戦するなど、団体の枠を越えたカードが組まれ、午後5時開始予定となっている。

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