川崎は26日、次戦・29日の東京V戦(味スタ)に向け、麻生グラウンドで調整した。25日の新潟戦(U等々力)を3―1で快勝し、長い時間出場した選手は屋外と室内でリカバリーを行った。

 新潟戦で、負傷した4月6日・町田戦以来の出場となり右センターバックで79分間出場したDFジェジエウは「復帰を待ち望んでいた」と笑顔で話した。前半にはチーム2点目となる19歳FW神田奏真のリーグ初得点をお膳立てし「彼のプロ初ゴールをアシストできたことはうれしく思う。これをきっかけにもっとゴールしてほしい」と喜んだ。

 コンビを組んだDF高井幸大についても、ブラジル人助っ人は「去年から成長を見せてくれている。パワーと集中力が高まっている。ACLEで経験を積んだことも大きい。これから先、どこに行っても、日本代表でも引き続き活躍してもらいたい」とエールを送った。

 また、かつて川崎に在籍した日本代表DF谷口彰悟が前日に結婚を発表した話を振られると、ともにプレーしたジェジエウは「本当におめでとうと伝えたい。既婚者チームの方へようこそ(笑い)」と祝福した。2人は2020年頃から強固なDFラインを築いた。夫婦円満の秘けつを聞かれると、先輩として「今日付き合い始めたという気持ちで毎日を過ごすことが大事だと、ショーゴに言っておいて」と笑った。

 チームは新潟戦の勝利で5位に浮上。

2戦後にはホーム・鹿島戦(7月5日)が控え、「連戦というものは視野に入れている。連勝を見据えたい。タイトルを取るためには、ここから一試合一試合、目標に向かってやっていくことが大事」と言葉に力を込めた。

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