J1のG大阪は26日、大阪・吹田市内のグラウンドで練習を行った。選手たちは28日の京都戦(サンガS)に向けて汗を流した。

 今季、4月29日の1戦目では本拠・パナスタで2―1で勝利した。その一戦では京都の前から来るプレスをかいくぐって得点。2戦目についてダニエル・ポヤトス監督は、「試合が開始した時に彼らがどういった姿勢でくるのかを判断していきたい。多分前から来ると思うというところも含めて、背後というのは自分たちにとって重要な要素ですし、それを突いていけば相手のDFラインもいくにいけなくなってくる」とベースの意識は持ちつつ、臨機応変に対応していくつもりだ。

 前節のFC東京戦で後半戦初勝利を挙げ、京都、C大阪と2週連続で関西クラブとの対決を迎える。この2戦へ指揮官は「このアウェー2戦は耐え時。耐えて勝ちにつなげないといけない」と話した。「分析していく中でも、前半戦は終盤辺りに神戸、川崎、鹿島など上位チームとの戦いだった。前期より、後期は残り10試合くらいの時にホームの試合が(多く)あるので。そこまでにどこまでいい状態で持っていけるかというのが自分の頭の中にはある」。8月23日に行われる横浜FC戦から、シーズン最後の残り11試合で本拠戦は7試合。指揮官はJクラブでも屈指の熱量を誇るサポーターとともに疾走するラストスパートを描いている。

いい状態で終盤を迎えるためにも、着々と白星を積み重ねていく。

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