湘南は26日、FW福田翔生(24)がデンマーク1部ブレンビーに完全移籍することを発表した。7月5日のアウェー神戸戦が出場可能な最後の試合となり、7月6日に離日する。
福田はクラブを通じ、コメントを発表。「湘南ベルマーレに関わる全ての皆さん約2年間本当にありがとうございました。ファン、サポーター、スタッフ、チームメイトの皆さん、いつも背中を押してくれて、どんな時も支え続けてくれてありがとうございました。このチームのためなら命を懸けれると、そう思えるチームで毎試合戦う事ができて幸せでした。湘南に来ることができたから成長できたと強く思っています。相当な覚悟をもって決断しました。湘南に必ず恩返しできるように日々努力します」などと感謝の言葉をつづった。
福田は昨季J1で自身初の2ケタとなる10得点を挙げ、今季はここまで4得点。東京VのMF福田湧矢(26)を兄に持ち、スピードと思い切りの良さが売りのアタッカーが、初の海外挑戦となる。JFL今治(当時)からキャリアをスタートし、J3での契約満了も経験。その後J3のYS横浜で頭角を現し、23年途中にJ1湘南へのステップアップを果たした。今季ブレンビーでは日本代表FW鈴木唯人(23)が主力として12ゴールを挙げ、リーグ3位に。
鈴木はドイツ1部フライブルク移籍が決定したため、新たな得点源の候補として福田に白羽の矢を立てたとみられる。