J1のG大阪は26日、大阪・吹田市内のグラウンドで練習を行った。選手たちは28日の京都戦(サンガS)に向けて汗を流した。

 連勝を狙う。22日のFC東京戦で、見事なPKストップを見せるなどリーグ戦2試合連続無失点&後半戦初勝利に貢献した守護神、GK一森純は「後半戦はガンバが主導権を握っていくということを(チームでも)共有した」と意気込んだ。

 京都に対しては今季、4月29日の1戦目では本拠・パナスタで2―1で勝利している。その一戦では高い位置からのプレッシャーを、うまく利用したカウンターから得点を奪取。それでも、ハイプレッシャーに加えて強度高いプレーを展開してくる京都を「リスクを背負って人数をかけてくるし、ペナルティーエリア付近にこぼれ球を狙う選手もアラートな状態でいるので。2次攻撃、3次攻撃をくらってしまうとなかなか難しい」と警戒した。

 キーになるのは先制点だ。今季、チームは先制したリーグ戦8試合は全勝。一森もそこをポイントに挙げながら「エリアに入らせないようにボールをしっかり握りながら、ラインをしっかり上げながら。ゴールに近づけさせないところが大事になる。押し込む展開をできるだけ増やしていきたい」と試合展開を描いた。京都戦の次週、7月5にはC大阪との「大阪ダービー」第2ラウンドも控える。

3試合連続の完封と連勝で、勢いをさらに加速させたい。

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