陸上女子やり投げで昨年のパリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が日本選手権(7月4日開幕、東京・国立競技場)の出場を見送ると27日に所属先が発表した。メディカルチェックの結果、右肘内側上顆炎(じょうかえん)と診断されたという。
北口は12日のダイヤモンドリーグ第6戦(ノルウェー)で64メートル63のシーズンベストをマーク。24日はWAコンチネンタルツアー・ゴールドのゴールデンスパイク(チェコ)で、63メートル88の2位だった。
日本選手権は東京世界陸上(9月、東京・国立競技場)の主要選考大会だが、北口は前回の2023年ブダペスト世界陸上優勝者のため既に内定している。