バスケットボール男子日本代表が27日、都内でオランダとの強化試合「日本生命カップ2025東京大会(7月5~6日、東京・有明アリーナ)」に向けた合宿を公開。昨夏のパリ五輪以来の代表復帰した馬場雄大は、同年11月のアジア杯予選2戦を状態不良で不参加だったが「今回はいい状態でできている」と強調し「日の丸を背負ってプレーすることは、何歳になっても特別。
今合宿は19歳の渡辺伶音ら若手中心のチーム。馬場は合宿初日(23日)に30歳を迎えた最年長のジョシュ・ホーキンソンと同学年として引っ張る立場だ。最大10歳差の若手の印象を「今の子は物おじしない。経験のある選手として自分は入って、リーダーシップのところでもう少し仕事があるかなと思ったけど、各選手が先頭に立って強みを発揮しようとしている」と感心した。その上で「下からの勢いを感じていい刺激をもらっている。すごくいいエネルギーでチームづくりをやれている」と手応えを語った。
チームで唯一の30代のホーキンソンは「次の五輪が開催される(28年)ロサンゼルスは僕の出身国で、そこでプレーするのはすごく光栄なことだと思う。でもこの夏にアジアカップという大きな大会があります。五輪はその先。僕の考えでは、一日一日に集中して、今日より明日、ステップアップしていきたい」と、若手に負けじと目標を語った。