大正製薬株式会社主催、ニュージーランドラグビー協会共催による「オールブラックス ラグビークリニック presented by リポビタンD」が27日、都内で開催。元ニュージーランド代表のリッチー・マコウ氏、ダン・カーター氏、デイン・コールズ氏に加え、リポビタンアンバサダーを務める廣瀬俊朗氏、菊谷崇氏、三宅敬氏、大野均氏ら元日本代表メンバーが参加した。
2022年にニュージーランドラグビー協会のプレミアムグローバルパートナーに就任した大正製薬が、日本ラグビー界のさらなる発展を支援する取り組みの1つとして実施している同クリニック。今回は日本ラグビー協会名誉総裁である彬子女王殿下が臨席されるなか、学習院中等科・高等科のラグビー部員を招き、レジェンドたちがタックルやキック、タッチラグビーを通して熱血指導を行った。
「オールブラックス」の主将として11年、15年のW杯優勝に貢献したマコウ氏は「日本にまた戻ってこられてうれしい」と笑顔。「世界最高のSO」と評されたカーター氏は、日本でもプレー経験があるとあって「(日本は)私にとって特別な国」と喜ぶとともに、「(クリニックに)参加するたび、日本ラグビーの将来は本当に明るいと思う」と中高生の技術や意欲の高さに声を弾ませた。
イベントの最後は、上原茂・大正製薬代表取締役社長があいさつ。「クリニックは今回で10回目。(レジェンドの)皆さんと一緒の時間を過ごして、これからもラグビーを続けていってほしいという思いのもとに実施しております。将来、日本代表としてラグビーで人の輪をつなげていってもらえれば」と参加者にエールを送った。