全国男鹿駅伝は28日、秋田・男鹿市で行われる。大会前日の27日、区間登録が発表された。

大学男子の部(7区間64・8キロ)には、今年1月の第101回箱根駅伝で優勝した青学大、同6位の中大、同8位の東京国際大、同9位の東洋大など11チームが出場する。

 青学大は今季の主力候補として期待される安島莉玖(2年)が4区(9・2キロ)、黒田然(2年)が5区(7・5キロ)、遠藤大成(2年)が6区(11・8キロ)、佐藤愛斗(2年)がアンカー7区(13・5キロ)に登録された。「単独で走ることが多く、タフなコースで行われる男鹿駅伝で駅伝力を見せてほしい」と原晋監督(58)は期待を込めて話した。

 中大も1区(8・7キロ)の七枝直(ななつえ・なお、2年)、6区の三宅悠斗(1年)ら期待株を起用する。東洋大は1区に西村真周(4年)、6区に宮崎優(2年)と今年の箱根駅伝メンバーを投入した。東京国際大は今年の箱根駅伝9区で3位と好走した菅野裕二郎(4年)を5区に起用。今季の箱根駅伝でシード(前回10位以内)を持つ4校を中心に優勝争いが繰り広げられそうだ。

 高校男子の部(7区間42・195キロ)には昨年12月の全国高校駅伝優勝の佐久長聖、同3位の宮城・仙台育英、同5位の福島・学法石川、同9位の京都・洛南などの全国の強豪校が出場。同2位の福岡・大牟田から多くの選手が集団転向した鳥取城北はオープン参加する。1区(9・5キロ)にエースの本田桜二郎(3年)、7区に準エースの村上遵世(3年)を起用し、ほぼベストメンバーで臨む。

編集部おすすめ