白石聖、注目度が急上昇しても平常心「何と言われようと自分は変わらない」ドラマ「私の夫と結婚して」で新境地 (2025年6月29日)

女優の白石聖（２６）が、このほどスポーツ報知の単独インタビューに応じ、ドラマ「私の夫と結婚して」（Ｐｒｉｍｅ Ｖｉｄｅｏで配信中）の撮影エピソードなどを語った。 韓国ドラマの日本版で、小芝風花（２８）と佐藤健（３６）がダブル主演。白石は小芝演じる美紗の親友・麗奈役を務めた。不倫やケンカなど、これまでの清楚（せいそ）なイメージを一変させる役柄に挑戦。アン・ギルホ監督からは「表情筋を鍛えておいて」とリクエストされ、「顔の半分だけ引きつらせたり、鏡と向き合う日々でした」。 小芝とは同じ作品に出演したことはあるが、一緒に演技をするのは初めて。吹雪の中、雪原で取っ組み合いをする過酷な撮影もあったが、「風花ちゃんが『思いっきり、来ていいよ』と言ってくれたので遠慮なく、ぶつかっていきました」。撮影後にはズワイガニを食べて、お互いの労をねぎらったという。 素顔の白石は、慎重に物事を進めるタイプ。「自分で『人見知りです』と言うのもどうかと思いますが、社交的なタイプではないですね。でも、おしゃべりは好きなんです。一歩踏み出せたら話せるのに、それがなかなかできなくて。何度も、もったいないことをしたなと思います」。飼い猫のモーちゃんが癒やしの存在で「白と黒で牛みたいな色だからモーちゃん。丸まって寝ていると、かわいい」と目を細めた。 ５月には、来年のＮＨＫ大河ドラマ「豊臣兄弟！」に不倫疑惑報道により降板した永野芽郁（２５）の代役で出演することが決定。俳優・仲野太賀（３２）演じる主人公・豊臣秀長の幼なじみで初恋の相手でもある重要人物・直（なお）を演じる。 所属事務所の移籍に続く大役への挑戦と、周囲の環境は大きく変わったことで注目度も急上昇しているが、浮足立つことはない。「周りから何と言われようと自分は変わらないです」。これまで通りのスタンスで活動を続けていくと平常心を強調。慢心せず、着実に女優の道を歩んでいく。（有野 博幸） ◆白石 聖（しらいし・せい）１９９８年８月１０日、神奈川県生まれ。２６歳。２０１６年にテレ朝系ドラマ「ＡＫＢラブナイト 恋工場」で女優デビュー。主な出演作は１８年の日テレ系ドラマ「ＰＲＩＮＣＥ ＯＦ ＬＥＧＥＮＤ」、１９年のフジ系ドラマ「絶対正義」、２１年の映画「胸が鳴るのは君のせい」、２２年のＮＨＫドラマ「しもべえ」「カナカナ」など。身長１５９センチ。血液型Ａ。