タレントのラサール石井が30日に都内で会見し、参院選(7月3日公示、同20日投開票)の比例代表に社民党から出馬することを正式に明かした。

 ラサールは出馬する社民党について、会見にも同席した福島瑞穂党首をかねて尊敬していたといい「社民党を変えていくことにやりがいがある。

小さな党ではありますが、一寸の虫にも五分の魂。小さな声を拾い上げられる」と熱弁。自身を誘ってくれた福島氏の魅力を「世間ではちょっと面倒くさいおばさんと思われているが、ぶれなさといい意味で空気を読まないところが素晴らしい」とし、「社民党は崖っぷち、確かにそうかもしれない。それでもチャレンジする価値があるし、面白いと感じた」と語った。同党には5月20日に入党したという。

 同党は参院選で3人以上が当選するか、全国で得票率2%を達成できなければ公選法上の政党要件を失うため、知名度が高い候補を探していた。

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