TBSの定例社長会見が2日、東京・赤坂の同局で行われ、先月20日にコンプラインアス違反が発覚し無期限で活動を休止したTOKIOの国分太一について言及があった。

 TBS側は活動休止発表前日の6月19日に事務所から報告を受けて事態を把握。

本人がコンプライアンス違反を認めていたため、MCとして出演していたレギュラー番組「世界くらべてみたら」(水曜・後7時)の降板を決めたという。

 TBSテレビの合田隆信専務は「いまだに事実の詳細は分かっていない」として活動休止発表後、TBSのコンプライアンス担当とともにSTARTO社を訪れて「コンプライアンス違反の詳細を教えてほしい」と申し入れた。しかし同社も、株式会社TOKIOも詳細を把握していないことを確認。「事実が判明したら教えてほしい」と申し入れたと説明した。

 同局ではコンプライアンス違反判明を受けて「世界―」の番組スタッフ全員に聞き取り調査を実施。国分の違反は確認さず、過去のトラブルも確認されなかったという。

 国分は先月20日に所属事務所がコンプライアンス違反での無期限活動休止を発表。違反内容は詳しく説明されていないが、日本テレビは同日に「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜・後7時)の降板を発表し、各局も対応にあたった。

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