今夏のマンチェスターU離脱が決定的な状況となっているイングランド代表FWマーカス・ラシュフォード(27)獲得にドイツ王者のバイエルン・ミュンヘンが乗り出すことが明らかになった。

 英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、今夏の攻撃陣強化に積極的な姿勢を見せるコンパニ監督がラシュフォードの獲得を希望しているという。

 元マンチェスターC主将でバーンリー監督を務めてプレミアリーグに精通するコンパニ監督の当初の狙いはリバプール所属のコロンビア代表FWルイス・ディアス(28)だったが、本人が残留を強く希望。リバプールはバルセロナからの獲得オファーも断っている。

 そこでラシュフォードの獲得に切り替えた。今季は新任のアモリム監督に”練習態度が悪い”とダメ出しされてスタメン落ち。しかしレンタル先のアストンビラでかつてのエースの片鱗を見せた。

 しかもマンチェスターUが望む移籍金は27歳イングランド代表FWの価格としては格安の4000万ポンド(約80億4000万円)。わずか2年前の2022-23年シーズンには公式戦56試合で30ゴールを奪取した実績があり、再生すればコンパニ監督の手腕も大きく評価されることになる。

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