俳優・藤原紀香が2日の阪神―巨人戦(甲子園)でファーストピッチセレモニーを行った。

 5日から大阪・新歌舞伎座で開幕する主演舞台「サザエさん」にちなみに、サザエさんにふんして登場。

「初めて」の甲子園のマウンドで豪快な投球フォームを披露した。

 ワンバウンド投球という結果に「近所の公園とかで練習を重ねてきたつもりだったんですけど、この甲子園の偉大さ、熱さにいい意味で圧倒された感じがありますね」と悔しがったが、「本当に感謝の気持ちで投げられたのですごいうれしいです。(兵庫出身で)ふるさとですしね、西宮で投げられてすごくうれしいです。(点数は)ちょっと届かなかったですし、コースは真ん中近くにいったんで、78点ぐらいかなと。けど、気持ちは120点」とニッコリ。「(サザエさんの)関西公演は待ちに待っていたんで。その情熱の弾みとなるきょうの経験ってすごく舞台に生かせると思います」と振り返った。

 「男の子しかだめ」と言われながら、監督に掛け合って始めた少年野球では「3番・一塁」で活躍。甲子園も17歳のセンバツ大会でセブンティーンリポーターを務め、「高校球児の本当にいろいろなところを取材させていただいた」という思い出の球場だ。首位のチームには「みなさん健康、体に気をつけてもらって、熱い熱いプレーをファンのみなさんに見せていただいて、このまま突っ走ってもらえたら」とエールを送った。

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