マンチェスターU所属のイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(25)がセリエAの名門ユベントスへ移籍することが濃厚となったと、ユベントスの地元トリノの日刊紙「トゥットスポルト」など複数のイタリアメディアが報じた。マンチェスターUが希望するサンチョの移籍金2160万ポンド(約43億8480万円)をユベントスが支払うことを了承したという。
移籍はクラブ、そしてサンチョ本人にとっても痛み分け。マンチェスターUは2021年に7300万ポンド(148億1900万円)の移籍金をドルトムントに支払い、当時21歳だったイングランド代表を獲得。その差額は日本円で100億円を越える。
ユベントス行きとなれば昨季チェルシーでプレーしたサンチョの年俸も1300万ポンド(約26億3900万円)から半額以下の598万ポンド(約12億1394万円)まで減額することになり、本人にとっても金銭的には厳しい移籍となる。(英通信・森 昌利)