2028年ロス五輪を目指すU―22日本代表が20日、千葉県内で始動した。今月25日にウズベキスタンでU―22サウジアラビア代表、28日にはU―22ウズベキスタン代表と対戦する。
この日は練習中に神代が負傷するなどアクシデントもあったが、チームの基準を高めるトレーニングが行われた。練習後、取材に応じた新川は「基本的に年齢は気にしていないですけど、下から突き上げ、盛り上げていきたい」と話した。鳥栖では今春のキャンプでチャンスをつかみ、J2でアピールを続ける17歳は、自らの持ち味を「ゴール前の感覚が一番優れていると思っている」と語る。元アルゼンチン代表FWアグエロや元日本代表FW岡崎慎司にあこがれ、171センチと小柄ながらFWとして勝負する覚悟を見せた。
新川、そして神代は2007年生まれ。バルセロナのスペイン代表FWヤマル(18)と同世代だ。新川はヤマルについて「一番はすごいな、と思いますけど、自分もいつかその舞台に立たないといけない。いつかはヤマルより上に行きたい」と意気込む。同世代がすでに世界屈指のプレーヤーへと上り詰めた姿に刺激を受け、日本の“ヤマル世代”たちがさらなる飛躍を目指す。