◆明治安田J1リーグ ▽第24節 鹿島3―2柏(20日・メルカリスタジアム)

 柏はアウェーで鹿島と対戦し、2―3で敗れた。柏は2点ビハインドから追いつき、後半37分には相手のハンドでPKを獲得した。

逆転のチャンスで、DF小屋松知哉のキックは枠外。同AT4分にはDF古賀太陽のパスがMF松村優太に奪われ、そのまま決勝点を決められた。

 前節のFC東京戦(1〇0)で単独首位に浮上したが、1試合で首位を明け渡すことになった。ショッキングな敗戦になったが、リカルド・ロドリゲス監督は「サッカー界ではこのようなアクシデント的な敗退がある。そのような形での敗退だったと私は捉えている」と切り替えを強調した。

 この試合はボール保持率6割以上で、シュートも合計で15本。3万3400人が詰めかけたアウェーの雰囲気の中、柏が理想とする攻撃的なサッカーを表現し、逆転まであと一歩まで迫った。指揮官も「難しい状況だったにも関わらず、内容的に相手を上回る形で素晴らしいプレーをしていた。私はこのチームを誇りに思う」とたたえた。

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