◆レアル・ソシエダ ジャパンツアー2025 長崎1―0レアル・ソシエダ(21日・PEACESTADIUM Connected by SoftBank)
長崎が、1点差を守り切ってRソシエダードを下した。左ウイングバックで途中出場したMF笠柳翼が、決勝点をたたき出した。
0―0で迎えた後半34分、笠柳が左サイドからカットインでペナルティーエリア内に進入。「仕掛けなきゃもったいない。世界の選手は横断する選手が多いので、見よう見まねで」と、中央付近までボールを運び、右足を振り抜くとボールは相手DFに当たってそのままゴールに吸い込まれた。均衡を破る一撃に、満員のサポーターも総立ち。その後もチーム全体で攻めの姿勢を貫いて、勝ちきった。
同サイドの久保とのマッチアップも「ウイングバックと言われた瞬間に『熱いな』と。対戦できて良かった」と堪能した様子でにっこり。「いい意味でリラックスして入れた」と話した22歳が、大きく存在感を示した。