ベルギー1部シントトロイデンは22日、都内で記者会見を行い、ジャパネットホールディングスとの資本業務提携およびプラチナスポンサー契約を締結したことを発表した。
この提携により、経営権を持つDMMグループよりSTVV(シントトロイデン)株式の19・9%をジャパネットに譲渡し、第2位の株主になる。
ベルギーからのオンラインで会見に参加したシントトロイデンの立石敬之CEOは「私たちにとっても、非常に心強く、これから成長していくことにおいて、大きな意味を持つものになる」と話した。
参画当初は13社だった日本企業のスポンサーは、24―25シーズンには約10倍の141社まで増えた。立石CEOは「本当に多くの企業の皆様に支えられてやってきました。オールジャパンという枠組みができあがりつつあります。このプロジェクトをさらに加速させるために、力強く後押しをしてくれると思います。今回の提携を機に、色々なことをやっていきたいと思っています。スポーツビジネスやメディア運営の知見を私たち現場と共有して頂いて、クラブの中で可能性をさらに広げて、日本とヨーロッパをつなぐプロジェクトをさらに加速していきたい。今後も引き続き、日本と欧州をつなぐ架け橋となり、日本の未来のサッカーの発展のために、牽引する存在であり続けたい。クラブ一丸となって取り組んでいきたい」と決意を示した。
過去には日本代表主将MF遠藤、同DF冨安らが在籍し、シントトロイデンからステップアップを遂げた。今季のチームにも日本代表DF谷口、MF伊藤、パリ五輪日本代表GK小久保とMF山本に、DF畑、MF松沢の新加入組も含めて6人が在籍する。