歌手の伍代夏子が25日、都内で和文化に親しむイベント「第二回 和心祭―和気愛愛―」を行った。

 自身の名前にちなみ2023年に制定された「伍代夏子(725)の日」に合わせて開催。

着物姿で人力車に乗って登場し「日本の文化の魅力を再発見していただく日になれば」と、ファン300人にあいさつした。23日発売の新曲「しゃんしゃん牡丹」を初披露するなど全13曲を届けた。

 復興支援などのチャリティーも兼ねており、収益の一部を寄付する。「今必要なところにお届けしたい。皆さんもぜひ(会場の)募金箱にチャリン、チャリンとね。バサッ、バサッでも構いませんので」と呼びかけて笑いを誘った。

 イベント終了後には報道陣の取材に応じ「『和』は平和の和。日本人の調和の精神がベースになっている」とし、「続けられるだけ続けていきます」と意欲をみせた。

 ゲストで登場した詩吟家で尺八奏者の前田健志氏は、伍代と同じ警察庁プロジェクトチーム「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」(SOS47)の特別防犯支援官に任命されたばかり。この日は美しい音色の尺八演奏で花を添えた。

 会場には、この日61歳の誕生日を迎えた女優の高島礼子も駆けつけ「夏子の日の方が大事よ!」と祝福した。

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