２児の母・川栄李奈、育児経験を「役に生かせるのでは」　波瑠とＴＢＳ系連ドラ「フェイクマミー」でダブル主演　 (2025年7月31日)

女優の波瑠（３４）と川栄李奈（３０）が、１０月期のＴＢＳ系連続ドラマ「フェイクマミー」（金曜・後１０時）でダブル主演することが３０日、分かった。 東大を卒業し、大手企業に就職した順風満帆なエリートだった花村薫（波瑠）が、転職の面接で出会った元ヤンキーの社長・日高茉海恵（まみえ、川栄）から娘・いろはを名門私立小に入学させるため、自身に成り代わって面接に行くよう頼まれることから始まる物語。２人の共演は日本テレビ系「＃リモラブ～普通の恋は邪道～」以来、５年ぶりとなる。 波瑠は演じる薫について「自身に求める理想やクオリティーの高さを、周りの人や環境にも求めてしまう」と分析。「自分にも厳しくする分、周りに求めるものも多くなってしまうところが、自分にもどこか少し似ているな」と共通点を見いだしているという。 一方、母親役の川栄は私生活でも２児の母。自らの育児経験を「役に生かせるのではないかな」と期待を寄せ「働くママさんにもぜひ、見ていただきたい作品です！」と呼びかけた。 撮影はこれからだが、脚本を読んだ川栄は「今の時代にすごくぴったりだと感じたし、家族愛もとても大切に描かれているので演じることが楽しみ」と興味津々。波瑠も「すごく楽しみな部分とドキドキしている部分があります」と心境を明かし「茉海恵さんといろはちゃんと“フェイク”だけど本当の家族のように、お２人を支えられる相棒になれるよう頑張っていきたい」と意気込んだ。 〇…原作は、同局の次世代を担う脚本家の発掘、育成を目的とした「ＴＢＳ ＮＥＸＴ ＷＲＩＴＥＲＳ ＣＨＡＬＬＥＮＧＥ」の第１回大賞作品。作者の園村三氏は「私が２人の子どもと向き合う生活の中で生まれ、かつて子どもだったすべての人たちに寄り添えたら」と自らの経験をもとに執筆したという。「２人の“母”のまっすぐな生き方に、少しでも心を重ねていただけたらうれしいです。どうか最後まで見届けていただければと思います」と呼びかけた。