Boys beの中川惺太(16)が、メンバー8人で挑む夏の大阪松竹座公演「Boys be 8 Summer Live」(8月22~31日)に向け、日々汗を流している。「自分たちで考えてつくったライブなので、僕たちらしさはセットリストにも表れているのでは」と自信たっぷり。

途中加入した思いや、メンバーへの率直な思いも明かした。

 ―コンサートの見どころは。

 「今回は初めて自分たちで決めたコンサート。セットリストや衣装、演出まで、今までは大人の方(スタッフ)にやっていただいていたのを、自分たちで考えてつくったライブなので、僕たちらしさはそういうセットリストには表れてるのかなと思います」

 ―誰がまとめ役に?

 「自分で言うのもあれなんですけど、僕と北村仁太郎くんです。僕が流れの枠をつくって、仁ちゃん(北村)を筆頭にみんなで曲を出し合うみたいな感じ。みんなの意見はちゃんと反映されていると思います」

 ―一番大事にしたことは。

 「今までやったライブももちろん参考にしたんですけど、それだけじゃ面白くないなって思って。順番を入れ替えたり、今は全員が高校生っていうのがあるので、そういう強みを生かしたり、あと(出演する)8人のがむしゃらさをちゃんと感じていただけるようにはなっていると思います」

 ―今回は、8月10日まで別のコンサートに出演するメンバー3人を除く8人での上演。見せ方に変化は。

 「人数が少なくなった分、ボリューム感や、人数の多さで見せていた部分は確かに少なくなったかなと思うんですけど、その分、お客さん全員が8人にちゃんと向くと思うので、3人がいないからヤバイとかは全然思ってないです。むしろ8人だからこそ見せられるものがあるのかなと思っています」

 ―変わったことをする予定は。

 「今までのライブでもやったことはあるんですけど、ちょっとした小芝居はやりますね。

ほんまにちょっとだけ」

 ―大阪松竹座はどのような場所か。

 「先輩方が受け継いできてくれた場所というか、コンサートホールとかとはまた違う会場。大阪城ホールやオリックス劇場とはまったく違って、『関西ジュニアの聖地』みたいな感じはあります」

 ―好きな雰囲気などは。

 「照明合わせや、ステージで練習する期間が本番前にあるんですけど、その時は客席に誰もいないんですよ。そこに座って、みんなのリハの風景を自分の出番じゃない時に見るのがすごく好きです」

 ―どんな気持ちで見ているのか。

 「あともうちょっとで始まるんやなとか、この1か月いっぱい頑張ってきたなとか、あの子、すごくうまいなとか、お客さんからこう見えてるんだなとか思っています。お客さん目線で見ることで、ここはもうちょっと変えた方がいいなというのはよくありますね」(続く)

 ◆中川 惺太(なかがわ・せいた)2009年3月28日、大阪府生まれ。16歳。19年に関西Jr.として活動開始。21年に関西Jr.内ユニット「Boys be」のメンバーに選出される。得意なことはダンス、笑顔、大阪環状線の全駅名を10秒以内に言い切ること。

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