タレントで実業家の優木まおみが4日、移住生活を送るため娘2人を伴ってマレーシアに到着した。

 「母子留学ですが、自分自身もこの機会にずっと学びたいなと思っていた英語とかを腰を据えて勉強したいです。

行ったきりというわけではなくて、行ったり来たりしながら2拠点生活で、日本でのお仕事もきっちりやって行きたいなと思っています」と新天地での生活に目を輝かす。既に生まれ故郷の佐賀県にうなぎチェーン店「鰻の成瀬」をフランチャイズで2店舗経営しており、時間があれば東京から出張。“プチ2拠点生活”は体験済みだ。

 マレーシアでは「せっかく新天地で生活するので、そこでのビジネスみたいなものもやってみたいなと思って、会社も作りました」と明かす。「すでに、年間のプロモーションをいくつかの企業さんから受けています。日本の企業がマレーシアに出店するとか、日本の企業の取り組みみたいなものをサポートして行く会社です。いろんな会社と提携していまして、不動産屋とか会社を作る時の会計士とか、そういった方をご紹介することも出来るサービスをしています」という。

 優木は、東京学芸大教育学部を卒業し、小学校教員の資格を持つ。「エロかしこい」というキャッチフレーズで歌手、女優、リポーター、キャスター、グラビアなど、マルチにこなして芸能界にしっかりとした足場を築いてきた。2013年元旦には3歳年上の美容師と結婚。現在、11歳と8歳の娘がいる。

 結婚後もアクティブな活動は健在。

「basiピラティス」のインストラクター資格を取得し、自身が主宰するオンラインボディサロン「resizestyle(リサイズスタイル)」を開設。プライベートラジオも運営している。

 今回、マレーシアを選んだ理由として「一番は気候が穏やかで安定している点。27度くらいの気候が、のほほんと一年中続くんです。私、冬が苦手で寒いのがダメ。観光にぜひ来ていただきたいし、イスラム圏の方とはあまり触れ合ったことがなかったんですが、文化の違いに触れ合うことにより人間力を高める…。自分たちだけが地球で生きているわけじゃないという感覚というか、そういったことを、子どもたちにも知ってほしい」と説明する。

 また「物価も日本より少し安めですし、治安も良いです。また、東南アジアの国々、どこへ行くのも近くて助かります。向こうにいる間に週末旅行とかでいろんな国に行けるんですよ。飛行機代も安いし、いろんな国に行ってその国の異文化を見て来たいです」とマレーシアの気に入った点を列挙する。

 早速、「マレーシアチャンネル」というYouTubeも立ち上げ、ナビゲーターも。

「子どもとじっくり一緒にいられるのもあと少しかな。今までは給食でお弁当を作ったこともなかったんですが、マレーシアに行くと途端にお弁当生活が始まり、今までやってない主婦としての仕事、自分が子どもたちの健康を守るんだという主婦としての役割も出て来ますので、そこに没頭したい部分もある。主婦業に力を入れたいなという感じです。楽しみしかないですよね」と意欲十分だ。

 なお夫は美容師の仕事があるため、日本に残る。

 帰国の頻度について尋ねると、「あまり帰れないです。子どもの夏休みの時とか子どもの長期休みに合わせて帰国し、タイミングが合えばお仕事をしてということになると思いますが、2~3か月に1回はちょこちょこ帰ってくるのかなぁと思います。パパも心配ですし…」と笑顔を見せた。

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