厚生労働省健康対策監を務める歌手で俳優の杉良太郎が4日、東京・浅草花劇場で行われた厚生労働省「知って、健康デー2025 in浅草」に出席した。ダンスを披露した参加者について「毎年いろんなところから来ていただいて、元気だよというメッセージをもらった。

ダンスは仲間とやるから続く。皆さんに見てもらえるからエネルギーをもらうし、一生懸命やろうという気持ちが大事ですね」とたたえた。

 7月28日の世界・日本肝炎デーに合わせて、肝炎の知識や予防、治療に関わる理解が進むように普及啓発を実施するイベント。杉らが取り組む「ダンスによる健康づくり」の大切さを発信した。

 同省の「知って、肝炎プロジェクト」で肝炎対策特別大使を務める伍代夏子が開会宣言。神奈川の白鵬女子高校ダンス部に続き、シニアチームとして静岡県の「エレガンテ」、長崎県の「ストレッチ♡ダンス神田」がダンスショーを披露。平均74歳、最高82歳のメンバー8人で臨んだ埼玉県の「GOLD DRAGON」には、会場からひときわ大きな拍手が送られた。

 90歳前後の女性たちが挑戦したダンスチャレンジ企画では、同プロジェクトのスペシャルサポーターを務めるEXILEのMAKIDAIが登壇。ヒット曲「Choo Choo TRAIN」の振り付けを指導し、会場の2階席まで参加者がダンスで一体になった。

 イベントでは、同省の25年度「健康一番プロジェクト」サポーターに就任した詩吟家で尺八奏者の前田健志氏が演奏を披露。同じくサポーターとなったRIP SLYMEのSUと、モデルの森理世もあいさつした。

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