女優の天海祐希が10月25日放送のBS―朝日のドキュメンタリー番組「人は2000年前をどう生きたのか 天海祐希と古代ローマの謎を解く」(後編は11月1日放送、いずれも後9時)に出演することが分かった。天海がドキュメンタリー番組に出演するのは10年ぶりとなる。
世界遺産であるイタリアのポンペイやローマの遺跡を巡り、初代皇帝アウグストゥスがもたらした古代ローマの平和と繁栄の秘密に迫る。2000年前の街並みや、その時代を生きた人々の暮らしに触れる天海。次々と湧いてくる疑問が、現場で解明されていく。
天海の様子を見ながら疑問について解説するのは、「テルマエ・ロマエ」の著者である漫画家・文筆家・画家であるヤマザキマリ氏と、東京大学名誉教授の青柳正規氏だ。
【天海コメント全文】
―古代ローマの遺跡を巡られた感想について
「古代ローマに興味があり、以前からポンペイに行ってみたかったので、今回の旅が実現してうれしかったです。現地では、その時代、その時代で、どんな生活でも人間は逞(たくま)しく生きてきたのだなぁと感じました。もし、ローマ時代の方と会話ができたとしたら、一番の悩みや一番の楽しみは何だったのかを聞いてみたいです」
―本番組の見どころと、視聴者へのメッセージ
「ヤマザキさんと、今年80歳になる青柳教授、お二人の古代ローマ愛が素晴らしい! あのテンポの良いやり取りは何時間でも聞いていられます!! 古代ローマ時代を知ると、『人間は今とあまり変わらないのかも…』と思えてきました。正しく、温故知新! ぜひ私と一緒に古代ローマを旅してください!!」