◆明治安田J1リーグ▽第28節 横浜FC0―0東京V(30日・ニッパツ)

 東京Vが敵地で横浜FCと0―0で引き分けた。

 立ち上がりは横浜FCの外国人3トップのパワーを駆使して押し込まれる展開となったが、DF深沢、谷口、宮原の3バックを中心に粘り強い守備を披露。

後半も相手ペースで試合は進み、公式記録で後半はシュート0本(前半2本)に終わったが、降格圏内の19位横浜FCとドローに持ち込み、勝ち点「9差」を維持した。

 試合後の会見の冒頭で城福浩監督は、アウェーゴール裏を埋めたサポーターに向けて「今日のゴール裏の声援の大きさとか、熱さは、今我々が置かれている立ち位置をみんなで共有してくれているなと思いました。一度(J2に)落ちたらどういうことになるかというのを、彼らが一番良く分かってくれている。我々のようなクラブが、どのようにしてトップリーグにしがみついていくか、食らいついていくかは、本当に今日の彼らの熱さを見て、一昨年までがどれだけ苦しかったのかを改めて思い出しながら最後選手に声かけをしました」と、感謝の思いを口にした。

 続けて「内容についてはもっと我々らしくローリングしてボールを回したかった。そこの反省点は多々あります。ただ、ケガ人が多い、今の選手層で、横浜FCさんに勝ち点3を与えなかったこと、これは非常に大事なミッションだったので、これは胸を張れることだと思います。相手に決定機を与えず、ただ我々も決定機を迎えられず、守備的に戦った訳ではないが、両ゴール前の集中度は両チーム高かった。そこで決定機を与えない、セットプレーで集中を持続することは、今のこのチームにとって大事な経験。相手に勝ち点3を渡さずに乗り切ったということは、本当にこのチームにとって非常に大きなこと」と、残留争いに向けて勝ち点1の重みを強調した。

 約2週間の中断期間を経て、リーグ再開初戦はFC東京とのダービーとなる。指揮官は「中断明けで選手が何人か戻ってきてくれる、体調が万全になってくれると信じています。

あるいは新しく入った選手がひと伸びして戦力に絡んできてくれると信じている」。厳しい戦いを続けながらも、2年連続残留に向けて歩みを進めていく。

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