俳優の小澤征悦が4日、テレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演。昨年2月6日に心不全のため都内の自宅で死去した、世界的指揮者・小澤征爾さん(享年88)との思い出を語った。
小澤が俳優デビューする際に後見人だったという黒柳。「あなたも思わぬことから俳優になっちゃって」と話しかけた。
すると小澤は「実はウチのオヤジから『音楽はやるな』と言われていたんですよ」と告白。「なんでかっていうと、音楽ってやっぱり大変だから。大変で途中でやめちゃう人もいるし、自分(征爾さん)は努力もしたけどラッキーだったからというのもあった」と明かした。
そして「気づいたら俳優という仕事をさせてもらっていて。でも俳優もまたリスクがあるわけじゃないですか。自分で責任をとらなきゃいけないし。気づいたら方向性は違ったけれども、大きく表現としてくくると同じ方向に行っちゃったのかなという気は今になって思います」と語った。