歌手の氷川きよし(47)が4日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで全国ツアー「KIYOSHI HIKAWA+KIINA.Concert Tour 2025~KIINAS LAND~」(13都市27公演)の東京公演初日を迎えた。
氷川がきらびやかな金ピカ衣装で登場すると、会場は一瞬にして大歓声に包まれた。
代表曲「きよしのズンドコ節」「箱根八里の半次郎」など全24曲を熱唱。6日に控える48歳の誕生日を観客に祝福されると「みんなも人生のドラマの主役ですから」と、バースデーソングを歌ってお返しした。23年ぶりに出演した日本テレビ系「24時間テレビ48」(8月30、31日)で、チャリティーパートナーとして生合唱企画を成功させたことに触れ「皆さんが一生懸命歌ってくださって感動した。自分も負けられない。誰も置き去りにしない世の中になるように、たくさん発信していきたい」と力を込めた。
衣装でも紋付きはかま、着流し、漁師風の装いなど多彩な変化で魅了。4月発売の「Party Of Monsters」では、文字通りモンスターになりきり、会場はナイトクラブのような興奮に。アニメ「ドラゴンボール超」の主題歌として大ヒットした本編ラスト「限界突破×サバイバー」で、盛り上がりは最高潮に達した。
白のえんび服に着替えたアンコールでは、氷川が5歳の頃に初めて人前で歌ったという松本隆氏作詞の「赤いスイートピー」(松田聖子)に続けて、同氏が作詞しGLAY・TAKUROが作曲した新曲「白睡蓮」(3日発売)を披露した。