4日に肺炎のため死去した歌手の橋幸夫(はし・ゆきお、本名・橋幸男=ゆきお)さんの通夜が9日、東京・文京区の無量山傳通院で営まれ、芸能関係者ら約700人が参列した。

 子どもの頃から橋さんのファンだったという鳩山由紀夫元首相も参列。

「(楽曲を)をよく歌っていて、『割り箸ゆきお』と言われていた」と明かし、そのことを本人に伝えると、喜んでいたという。

 通夜を終え、最期にかけた言葉を聞かれると「橋さんのおかげで楽しい思い出を作らせていただきました。(亡くなるのが)早すぎるなと。もっともっと歌ってほしかった」と別れを惜しんだ。

 亡くなる3か月前まで歌い続けた橋さん。そのことについては「歌うことで幸せになれたり喜べたりする。病をしていても踏ん張られていた。なかなか他の方にはできないと思いますし、心からご冥福をお祈りします」と追悼した。

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