◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ▽第1節 神戸3―0上海海港(17日・浦東フットボール・スタジアム)
4度目の出場となる神戸はアウェーでの初戦を3―0で勝利した。
前半19分、FWエリキがエリア手前で元日本代表FW大迫勇也からパスを受けると、右足でゴール左上へ突き刺した。
前半40分にはFW宮代大聖が、エリキの右クロスに倒れ込みながらも頭で合わせ、ネットを揺らした。同44分には元日本代表DF酒井高徳の右からのスルーパスをゴール前にいた大迫が流し込み、3点目。前回大会の対戦でもネットを揺らしたエースが、鮮やかに得点を奪った。
大量リードで迎えた後半20分には元日本代表MF武藤嘉紀らが交代で入り、ゴールを迫った。最後まで得点を許さなかった前川は「なんとか決定機を防げて、チームに貢献できてうれしい。全員がしっかり守備をした結果。全員をたたえたい」と話した。
今季のACLE1次リーグには、J1から神戸、広島、町田の3チームに加え、蔚山、江原、FCソウル(以上韓国)、上海海港、上海申花、成都(以上中国)、メルボルン・シティー(オーストラリア)、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)が出場。東西12チームずつに分かれ、各8位までが決勝トーナメントへと進出できる。