ロックバンド「LUNA SEA」の真矢が27日、自身の地元である神奈川・秦野市で行われた「第78回秦野たばこ祭り」に出席した。8日に脳腫瘍とステージ4の大腸がんを公表して以来初の公の場となった。
多くのファンが待ち受ける中、真矢は車いすに乗って登場。記念写真をファンと撮影すると、拡声機を手に「必ず復帰してドラムのスティックを持って帰ってくるのでそれまでちょっと待ってください」と笑顔で誓った。
真矢は今月8日に自身のインスタグラムなどで脳腫瘍を患っていること、2020年にステージ4の大腸がんと診断されていたことを公表。放射線治療などを行うことと共に「いつかまたステージに復帰できる時まで、まずは死なないこと、そしてずっと希望を失わないことを約束します」と宣言していた。
◆真矢(しんや)本名・山田真矢。1970年1月13日、神奈川県生まれ。55歳。89年、河村隆一(RYUICHI)らと5人組バンド「LUNA SEA」を結成しドラムを担当。92年、アルバム「IMAGE」でメジャーデビュー。97年「落下する太陽」でソロシンガーデビュー。2000年5月、元モーニング娘。の石黒彩と結婚。