宝塚歌劇星組新トップスター・暁千星(あかつき・ちせい)、トップ娘役・詩(うた)ちづるの新トップコンビプレお披露目となる全国ツアー公演「ダンサ セレナータ」「Tiara Azul ―Destino―(ティアラ・アスール ディスティーノ)2」が27日、大阪・梅田芸術劇場でスタートした。

 長い手足を生かしたダイナミックなダンスが持ち味の暁は、芝居でもクラブのショーで踊るトップダンサー役で高いダンス力を披露。

詩とも息のあったダンスで魅了した暁は、カーテンコールで「礼(真琴)さんから大切なバトンを受け取り、息つく間もなく駆け抜けました。果てしなく高い壁を、先生や出演者に支えていただき前へ進むことができました」と周囲の支えに感謝した。星組の情熱と熱さを継承し「どんな時も前へ進む強さを持ち、心を込めて全国を回りたい」と誓った。

 また、同期の瑠風輝(るかぜ・ひかる)が宙組から8月1日付けで星組生となり、今公演で星組デビュー。暁は「新しい風をビュンビュン吹かせてくれて刺激を受けています」と大歓迎。瑠風も「温かく迎えていただいて感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつし、大きな拍手が送られた。公演は10月24日まで、全国8か所を回る。

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