【高校野球】山梨学院が国スポ初優勝　梅村主将の決勝弾で県勢としても初快挙「監督を日本一の男に」
国民スポーツ大会高校野球硬式の部で優勝を決めてマウンドに集まる山梨学院の選手たち 画像（1枚）

◆国民スポーツ大会　高校野球硬式　▽決勝　山梨学院３―１高川学園（２日・マイネットスタジアム皇子山）

　夏の甲子園４強の山梨学院が高川学園（山口）を破り、初優勝を飾った。山梨勢としても初の快挙となり、主将の梅村団三塁手（３年）は、「甲子園でベスト４という悔しい思いをして、なんとかこの大会で監督を日本一の男にして胴上げしたいという思いで臨み、優勝することができてうれしい」と喜んだ。

　１―１の５回に先頭の梅村がレフトスタンドへ勝ち越し本塁打を放った。さらに１死で５番の萬場翔太二塁手（３年）が今大会２発目となる左越えソロ弾。投げては３回途中から登板した檜垣瑠輝斗（２年）が４回２／３を１安打無失点、８奪三振と好投した。吉田洸二監督は、「真面目に取り組む生徒が多い学年だったので、このようなすばらしい環境で高校生活最後の野球ができたのは彼らへのご褒美かなと思っております。今後の人生も今まで同様に、前進あるのみで頑張るような男になってくれたら」と話した。

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