日本サッカー協会は2日、国際親善試合のパラグアイ戦(10日・パナスタ)、ブラジル戦(14日・味スタ)に臨む日本代表メンバーを発表した。

 2戦目に対戦するブラジルは、FIFAランク19位の日本に対し、同6位。

日本は過去2分け11敗と勝利がなく、0―1で敗れた2022年6月以来の顔合わせとなる。

 南米予選では5位と苦戦したが、日本代表・森保一監督は「世界最強グループにいるのは間違いない。アンチェロッティ監督になって、いろいろな選手を試しながら、チーム力を上げている。非常に手強い」と、史上最多W杯優勝5度を誇る王国に警戒を強めた。

 また、ブラジル代表は1日に、韓国戦(10日・ソウル)及び、日本戦に臨むメンバー26人を発表した。9月のW杯予選2試合を休養したFWビニシウスが復帰し、FWロドリゴ(ともにRマドリード)も7か月ぶりに選出。一方、FWラフィーニャ(バルセロナ)、DFマルキーニョス(パリSG)、GKアリソン(リバプール)ら故障中の常連組は外れた。今年5月から率いるのは、初の外国人監督で、昨季までRマドリードを指揮したカルロ・アンチェロッティ氏(イタリア)。大物選手にもハードワークを求めるスタイルでクラブでも数多くのタイトルを勝ち取っている。

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