日本サッカー協会は2日、国際親善試合のパラグアイ戦(10日・パナスタ)、ブラジル戦(14日・味スタ)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

 唯一の初招集となったのが、パリ五輪で10番を任されたFW斉藤光毅=イングランド2部QPR=だ。

三笘薫を欠く中で迎える2連戦において、世代屈指のドリブラーへの期待は高い。所属事務所を通して、斉藤は「子供の頃から憧れ夢見てきた日本代表に選出していただきうれしく思っています。日頃から自分を支えてもらっている皆さんに感謝したいです。ただ選ばれたことがゴールではないので、スタートラインとしてしっかり自分を出して活躍して、もっと自分自身を成長させていきたいと思います。楽しむことを忘れず頑張ります!! 応援よろしくお願いします!」とコメントした。

 斉藤は横浜FCの下部組織出身で、18年に16歳11か月11日でJ2デビュー。この初陣でのFW三浦知良との“35歳差2トップ”は大きな話題となった。

 21年にベルギーのロンメルへと渡り、22年夏~24年夏までオランダのスパルタ、24年夏~25年夏までQPRに期限付き移籍で在籍し、今夏にQPRへ完全移籍を果たした。

 昨季は39試合に出場するなど主力として活躍し、3ゴール2アシストをマーク。今季も5試合出場1得点を記録している。

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