◆米大リーグ 地区シリーズ第1戦 ブルワーズ―カブス(4日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
カブス・鈴木誠也外野手(31)が4日(日本時間5日午前3時8分開始予定)、地区シリーズ第2戦の敵地・ブルワーズ戦のスタメンに「4番・右翼」で名を連ねた。パドレスとのワイルドカードシリーズ3戦はいずれも「5番・右翼」だったが、打順が一つ上がった。
レギュラーシーズンでは3番が定位置で、終盤から5番に入っていたが、4番でのスタメン出場は今季初めて。昨年9月28日(同29日)の本拠地・レッズ戦で「4番・指名打者」でスタメン出場して以来1年ぶりの4番となった。ワイルドカードシリーズ3試合で3番に入ったハップが3戦11打数1安打と不調なこともあって5番に下がり、4、5番だったタッカー、誠也の打順が1つずつ繰り上がった。
後半戦はなかなか調子が上がらず、8月途中から38試合連続本塁打なしと苦しんでいたが、9月25日(同26日)の本拠地・メッツ戦で2本塁打を放つと、4試合連続本塁打を放ってレギュラーシーズンを締めくくった。
勢いに乗って出場した自身初のポストシーズンでも、ワイルドカードシリーズ第1戦の本拠地・パドレス戦で、5試合連続本塁打となるアーチを描いた。第2、3戦も本塁打こそ出なかったが安打を放って、9月21日(同22日)の敵地・レッズ戦から10試合連続安打をマークしている。
ワイルドカードシリーズはパドレスを2勝1敗で破って突破したカブス。5試合制で3戦先勝の地区シリーズはブルワーズとの仲地区対決となる。今永昇太投手(32)は第2戦以降での登板が見込まれている。