◆第68回スワンS・G2(10月13日、京都競馬場・芝1400メートル=1着馬にマイルCSの優先出走権)

 重賞4勝馬のウインマーベル(牡6歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)は、0秒4差5着の安田記念以来となる実戦になるが、復帰戦から力を発揮できそうだ。

 3日の1週前追い切りは主戦を務める松山弘平騎手が美浦に駆けつけ、Wコースで感触を確かめた。

スズノテレサ(6歳3勝クラス)を追走し、6ハロン82秒6―11秒3。直線では楽々と突き放してみせた。鞍上は「動きは言うことないですね。しっかり動けていましたし、反応が良く手前もしっかりと替えていました。いいイメージでレースに向かえそうです」と手応えを口にした。

 同じウインレーシングクラブのウインカーネリアン(牡8歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)は、G1初制覇をスプリンターズSで決めた。同馬も待望のG1タイトルへ向けて好スタートを切る。

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