◆第1回アイルランドトロフィー・G2(10月12日、東京競馬場・芝1800メートル=1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権)=10月6日、栗東トレセン

 2連勝中のリラボニート(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎、父スクリーンヒーロー)は坂路を67秒6―15秒8でキャンター調整。軽やかな脚さばきが目を引いた。

10月1日の1週前追い切りはCWコースで6ハロン79秒9―11秒6の好時計をマークしており、中間の好気配が目立つ。須貝調教師は「調教で動くようになってきたね。夏場に頑張っていたのにタフな馬だよ」と笑顔を見せた。

 2勝クラスを勝ち上がるのに9戦を要したが、続く3勝クラスは連戦の疲れがあるなか反応良く抜け出して快勝。ここにきて力をつけている。「もともと、重賞を狙っていたくらい楽しみにしていた馬。どんな競馬もできているという点は大きな強み」とトレーナーは力を込めた。

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