◆米大リーグ 地区シリーズ第2戦 ブルワーズ―カブス(6日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
カブスの今永昇太投手(32)が6日(日本時間7日)、敵地のブルワーズ戦で先発登板。鈴木誠也外野手は「4番・右翼」でスタメン出場した。
鈴木の先制3ランの援護を受けてマウンドに上がった今永は、先頭のチョウリオと2番チュラングを、ともに最後は直球で空振り三振を奪った。3番コントレラスと4番イエリチに2者連続で左前安打を打たれ、2死一、二塁。5番ボーンに、内角へ食い込むスイーパーを左翼席へ同点3ランを打たれた。2死から安打、安打、3ランで3失点の立ち上がりとなった。
今永はレギュラーシーズンで初回で被本塁打9本。防御率は7・20と打ち込まれている。
パドレスとのワイルドカードシリーズ(WCS)を勝ち上がったカブスは4日(同5日)、地区シリーズ初戦で3―9と大敗。序盤に大量失点し、押し切られた。公式戦終盤からWCSまで連日の活躍を見せていた鈴木は2三振の4打数無安打に終わっていた。
今永はレギュラーシーズンで9勝8敗、防御率3・37。シーズンが進むにつれ、立ち上がりの不安定さが目立つようになった。一発病にも悩まされ、シーズン31本塁打はリーグワースト2位。
前日会見で今永は「今までやってきた準備を丁寧にやって、それをあとは試合で実行するだけ」と話していた。