◆米大リーグ 地区シリーズ第2戦 ブルワーズ―カブス(6日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)
カブスの鈴木誠也外野手(31)が6日(日本時間7日)、敵地のブルワーズ戦に「4番・右翼」でスタメン出場し、ワイルドカードシリーズ(WCS)初戦以来3試合ぶりの2号本塁打。先発した今永昇太投手(32)を援護した。
初回1死一、二塁。先発左腕アシュビーに対し、カウント1-1からの3球目、高めの直球をフルスイング。騒然とした中、打球は左翼2階席に着弾した。飛距離440フィート(約134・1メートル)、打球速度111・7マイル(約179・8キロ)、打球角度26度の特大弾。鈴木はガッツポーズを繰り出しながらダイヤモンドを一周し、ホームインすると迎え入れたホーナーとタッカーと喜び合った。ベンチに戻っても手荒い歓迎を受け、笑顔を爆発させた。
鈴木は先月30日(日本時間1日)のWCS初戦(対パドレス)で、レギュラーシーズンと合わせて5試合連続となる同点アーチを放った。同2、3戦でも二塁打を1本ずつ放ち、シリーズ突破に貢献した。4日の地区シリーズ初戦(対ブルワーズ)では、苦手のペラルタ相手に2三振を喫するなど今PS初の無安打に終わっていた。