◆練習試合 巨人5―0ヤマハ(7日・東京ドーム)
巨人の小林誠司捕手が”今季1号”ソロを放ち、存在感を示した。
11日から始まるCS第1ステージ(S)のDeNA戦(横浜)に向けて、主力選手が先発出場。
快音が響いたのは1点リードの3回先頭。初球だ。140キロ直球を振り抜き、左翼席最前列へ運んだ。今季シーズンでは0本塁打だったが、CS前に鮮やかな放物線を描いてみせた。「ヤマハの選手が初球からすごくいいスイングしてたので、参考にして負けないように初球から打ちに行けた結果です」と振り返った。
8日に宮崎のフェニックス・リーグ、オリックス戦(SOKKEN)でCSに向けた調整登板をする田中将大投手とバッテリーを組むため、試合後に宮崎に移動。「(田中)将大さんとしっかり調整して試合に出る時を待つだけ」と見据えた。
短期決戦に臨む上で経験豊富な小林の存在は大きい。「とにかくチームが勝てるように必死になって強い気持ちを持って頑張りたい」と決意を込めた。