◆JABA秋季神奈川県企業大会 最終日 ENEOS4―2三菱重工East(8日・等々力)

 10日付でのENEOS退団を表明している元レッドソックスの田沢純一投手(39)が8日、同チームでの最終戦に臨み、自らを育ててくれたENEOSへの感謝を口にした。今後も現役続行にこだわり、新天地を模索する構えだ。

 試合後の田沢は「ENEOSがあったからアメリカにも挑戦できた。今回こういう形で退団になりましたけども、ENEOSという会社に感謝して、次のステージに向かいたい」と前を見据えた。

 現役へのこだわりに「引き続き現役はやっていきたい。オファーがあればやっていきますし、なければやめる。まだ打たれれば悔しいですし、そういったのがなくなればやめるべきと思っている。まだ自分の中にはある。その気持ちだけかなと思っています」とシンプルな思いを口にした。

 さらには「指導者だったり、違ったこともできないのかも模索していきたい。少しでも野球に貢献できたら」と球界への恩返しを誓った田沢。カテゴリーは関係なく、あらゆる可能性を踏まえ、ユニホームにこだわる決意だ。(加藤 弘士)

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