9日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、自民党の高市早苗新総裁が26年続いている公明党との連立協議に苦戦。公明党内でも連立離脱も検討すべきだとの声も浮上していることを報じた。
MCの宮根誠司氏はコメンテーターで出演の読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏に質問。「公明党さんの本気度、すばり、一野党になる覚悟があるのか?」と聞かれると、橋本氏は「できるだけ自分たちの主張を通そうと。そうなると最初から緩い構えじゃダメですから今、厳しい構えで出た方がいいと」と公明党幹部の狙いを推察した。
「満額回答として自分たちの主張を全部取り入れるわけじゃなくても『私たちはこれだけ強く主張したんだ』と。『公明党は政治とカネを大事にしてますよ』ってことの証明にはなるわけですよ。(創価)学会に対しても申し訳が立つわけです」と背景を説明した上で「結果的にはやはり、いろいろ考えて、連立として残った方がいいんだよと言うね。恐らく、そこのせめぎ合い。しかし、それを今から言ったんじゃダメだから」と続けた。
その上で「そうじゃないと、もし連立から外れたとして、離れるってことは自民党と対立するってことでしょ? 対立してどうやって生きていくんですか? 立憲民主党と一緒になっていくんですか? それはできないでしょ」と続けると「すべての前提は公明党も選挙で敗れてるということ。段々、党勢が衰えていると。それをどうしたらいいかが基本にあるわけですよ。そうすると、野党になると、もっと衰えるんじゃないかっていうのがある。