◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人0―8西武(9日・南郷)

 巨人の育成ドラフト5位・西川歩投手が、フェニックス・リーグ初登板に臨み、2回1安打1失点(自責0)で自己最速を更新する148キロをマークした。7点を追う4回から2番手で登板。

この回は3者凡退でリズムよく封じたが、5回は味方の失策や自身の暴投などで2死一、三塁のピンチを招き、1番・斎藤に左前適時打を浴びた。

 失点はあったが、収穫も得た。右打者に対してはプレートの三塁側、左打者には一塁側と踏む位置を変えながら投球。改良に取り組むチェンジアップも試投した。今季高卒1年目ながら、3軍では先発ローテも担うなどチーム2位の67イニングを投げて防御率1・34をマークした左腕。さらなる飛躍を目指して臨む同リーグへ向けて、「ここでやるか、やらないかでオフシーズンへの取り組みが変わってくると思う。課題を見つけられればいいかなと思います」と語った。

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