巨人の岡本和真内野手が10日、CS第1ステージ突破への決意を示した。横浜スタジアムで行われた練習に参加。

11日からDeNAとのクライマックスシリーズ(CS)第1ステージ(S)が開幕する。フリー打撃では広角にサク越えを連発した主砲は「しっかり勝てるように頑張りたい」と必勝を期した。

 昨年はリーグ優勝したが、CS最終SでDeNAに敗れた。同Sでは6試合で18打数4安打、打率2割2分2厘、1本塁打、2打点。初回から申告敬遠されるなど、4つの申告敬遠を含めて計6四球と厳しいマークにあった。DeNAの三浦監督は今回も敬遠の可能性を示唆。勝負を避けられる場面が増えることが予想されるが、「そういうことは別に僕は考えてない。普通に自分のバッティングができればいい」と冷静に受け止める。

 横浜スタジアム開催の今シリーズでは、通常ビジター応援席のレフト席もホームのDeNA応援席となり、巨人応援席は三塁側上段のウィング席となる。完全アウェーでの試合になるが「基本、ビジターはアウェーですし、阪神(甲子園)はね、もっとすごいので」と岡本。今季、ハマスタでは8試合で打率5割8分6厘、2本塁打、10打点と大暴れしている主砲が勝利へ導いていく。

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