◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 日本ハム2―0オリックス(11日・エスコンF)

 「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」の第1ステージ(S)が11日に開幕し、新庄剛志監督(53)率いる日本ハムがオリックスを下し、2年連続の最終S進出に王手をかけた。指揮官は、今季900試合登板を達成したレジェンド・宮西尚生投手(40)に継投を託す奇策で完封リレーを演出。

この日、腰痛から再昇格した万波中正外野手(25)が先制の決勝打を放つなど、打線も起用に応えて難敵・山下から2点を奪った。

 ◆新庄監督に聞く

 ―伊藤が試合を作った。

 「初回どうなるかと思ったけどね。ああいうところでね、味方のミス(失策)をカバーするのがいいチームなので。よく踏ん張ってくれましたね」

 ―継投は球数も考慮?

 「それは宮西総合コーチに聞いて。何球投げさせたのか」

 ―監督の意見は?

 「全く。どれくらい前だろう。2、3週間前に伝えていたかな」

 (自ら切り出し)

 「郡司くんね。いや、あれはもうカッコ良かったですよね。あれは思わず一周回って帰ってきて、『めちゃくちゃ格好良かったよ』って言いましたね。あしたは4番でいってもらおうかな。(清宮幸へ)ファーストゴロも2回飛んで。

最後の最後で『きよった』と思って。しっかり捕ってくれた」

 ―万波が先制打。

 「きっちり最低でも犠牲フライは期待してね。完璧な三遊間破ってくれたんで。2打席目もうまいこと打ってね。もしかしたら、このシリーズのキーマンになってくれるんじゃないかなと期待してます」

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