◆第30回秋華賞・G1(10月19日、京都・芝2000メートル)

 3連勝中のオークス馬、カムニャックの1強ムードも感じるが、配当妙味がありそうなのがダノンフェアレディ(牝3歳、栗東・橋口慎介厩舎、父キズナ)だろう。エルフィンSはゲートで大きくよれてしまったり、カイバ食いもあまり良くなく、体調面も一息だった。

 前走の紫苑Sでは、4角までうまく立ち回ったものの、最後の直線で進路がなく、脚を余して3着。スムーズだったら際どかった。それでも、能力の高さは再確認できた。中間はカイバ食いも非常に旺盛のようで、毛づやも素晴らしい。12日の栗東・坂路での動きも素晴らしく、状態はさらにアップしている。内回り2000メートルで前走のような競馬ができれば、馬券圏内は十分にあると考えている。(山下 優)

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