西武・西口文也監督が16日からみやざきフェニックスリーグに参戦する長谷川信哉外野手に「とにかく打撃の向上を」と課題を与えた。

 長谷川はプロ5年目の今季、「1番・右翼」で開幕スタメンを勝ち取ると、132試合に出場して自身初の規定打席に到達。

400打数90安打6本塁打36打点と全てキャリアハイの成績を残したが、打率は2割2分5厘止まり。9月23日・ロッテ戦(ZOZO)で規定打席に到達した後、指揮官の「早めに抹消して、来季に向け動作解析などで課題を洗い出してもらう」という意向のもと、シーズン終了を待たず同30日に出場選手登録を抹消された。

 高い期待を寄せているからこそ、だ。指揮官は「長谷川は守備力があるから、来年2割8分とか打ってくれれば何も言うことはない」と守備力を買っている。「動作解析のデータとかは打撃コーチにも渡して、本人と(課題を)擦り合わせてもらったから」と明確な課題を渡し、鍛錬の地へ送り込む。

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