◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦 ブルワーズ1―5ドジャース(14日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦の敵地・ブルワーズ戦に先発し、9回3安打1失点。ポストシーズン(PS)日本人初、メジャー移籍後レギュラーシーズンを含めて55試合目で自身初完投勝利を挙げた。

ドジャースは敵地で2連勝発進。1日の休養日を挟み、16日(同17日)に本拠地で第3戦を迎える。

 【由伸に聞く】

 ―右左にかかわらず内角攻めが目立った。

 「マーク(プライヤー投手)コーチ、ウィル(捕手のスミス)とかいろんな意見を足しながら、組み立てをしました」

 ―去年よりも監督が信頼していると。

 「信頼してもらえるとか、任せてもらえるというのはすごく選手としてうれしいこと、ますます頑張りたいと思います」

 ―マンシーが「さらに高いレベルに行く選手」と言っていたが。

 「今日の試合でも自分の成長はすごく感じましたし、反省するところはありましたけど、大切な試合を勝っていくことで成長につながればいい」

 ―思ったようなボールは投げられたか。

 「今日はいろんなボールを使っていけた。立ち上がり積極的に来ているのは感じた。そこで有効なボールをいいところに投げていけた」

 ―5回1死でオルティスに2球を投げたところでスミスがベンチに訴えて投手コーチらがマウンドに向かったが。

 「初球スプリットのサインだったんですけど、初球にあまり振ってくると思っていなかったので、少しスピードを落としたスプリットを投げたかったんですけどうまくいかず、その違和感を感じて体調を心配されたという感じで、問題は全くないです」

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